ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 11月20日(木)18時2分配信
肥満は認知能力を低下させる?
アメリカでは国民の3分の1以上が肥満といわれる。肥満は心臓に負担をかけるだけでなく、年をとってからの認知能力にも深刻な影響を及ぼす可能性がある。 (Photograph by Rogelio V. Solis / AP)
体重が増えるほど、脳が収縮する可能性がある。60代を対象とした8年におよぶ最新の研究から、肥満体の被験者では、大脳辺縁系の一部である海馬が1年で2%近く収縮していることが明らかになった。その収縮率はアルツハイマー病に匹敵する。
標準体重の被験者では、記憶を司る海馬の収縮率が肥満体の被験者のおよそ半分。11月18日、首都ワシントンD.C.で開かれた北米神経科学学会の記者会見で研究結果が発表された。
これまでの体重と脳に関する研究のほとんどは中年層を対象にしてきたと、キャンベラにあるオーストラリア国立大学の神経科学者で研究の共著者、ニコラス・チェルビン(Nicolas Cherbuin)氏は語る。
そうかねえ?
知り合いに肥満の人いるけど、認知能力が低いとはとても思えないなあ。
このことが本当だったら、大学教授や高学歴の人に肥満はいないという話になってしまうもの。
実際、そんなことはない。
アメリカ人の肥満は、日本人のそれとは大分違う。
アメリカ人の食事量は日本人とはけた違いだもの。
そりゃ、100kg超の肥満の人が増えるわけですよ。
それに向こうは当分たっぷりの清涼飲料水や高カロリー食を当たり前に摂取するような食生活を送っている。
今回の研究発表は必ずしもすべての人間に当てはまらないと私は思う。
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